日本キリスト教団沼田教会


お知らせ

更新日:2024年3月12日

2024年 今後の予定

2024年度を迎えました。本年度から毎週日曜日の礼拝が始まりました。
集会室も4月中旬には、新しいテーブルと椅子が搬入予定です。
礼拝後のコーヒータイムも復活予定です。「今を豊かに生きる」姿勢で
今年度の歩みを始めましょう。  

説教題「あなたは、わたしを愛するか」

聖書箇所 ヨハネによる福音書21章15~19 節

 

◇2024年4月28日(日)主日礼拝 


沼田教会について

教会創立

教会

1888年5月10日、11人の発起により、「西群馬教会沼田基督教講義所」として設立されました。これが沼田教会創立の日です。教会員数は21名でした。これ以前に戸鹿野(現在の沼田市戸鹿野町)出身の星野光多牧師(西群馬教会、現・高崎教会初代牧師)が1883年から北毛の地に福音の種を蒔き続けており、沼田教会はその種から芽生え育った木である、と言えるでしょう。

教会の歩み

1888年の創立時、沼田教会は西群馬教会の講義所、つまり開拓伝道の伝道所でしたが、1890年に日本組合基督教会関東部会に所属、西群馬教会から独立します。1901年には教会堂建築にともない、「沼田基督教講義所」から「沼田基督教会」に改称。1906年には自給を目指してアメリカンボードから離れ、日本組合基督教会伝道会社から補助を受けることになり、「日本組合沼田基督教会」と改称、1941年までこの名称で福音宣教にあたりました。

1941年6月24日、国家が諸宗教を統制するために制定された宗教団体法に基づき、日本のプロテスタント諸教会が合同して「日本基督教団」が成立します。沼田教会が属する日本組合基督教会もこの時に日本基督教団に合流しました。これにともない、沼田教会は「日本基督教団沼田教会」に改称し、現在までこれを引き継いでいます。

1941年以来、日本基督教団に属していますが、旧組合教会(会衆派教会)の流れを汲む教会として、会衆派教会の伝統である「自由・自治・独立」を重んじ、信徒が中心の民主的な教会を形成し続けています。

教会堂

教会の創立期には定まった会堂を持てず、下之町、滝坂、沼田小学校前と、何度も集会所を移転しましたが、1901年に沼田町693番地、現在の教会所在地から道を隔てた東側の角から2軒目の場所に、会堂を建築しました。これが沼田教会最初の自前の会堂です。その後1914年に現在の教会所在地に新たな会堂(沼田教会紀念会堂)が建築され、1988年、教会創立100周年の年までの約74年間用いられました。この会堂(紀念会堂)は沼田公園内に移築され、現在も往年の姿を見せています。1988年には創立100周年を記念して新会堂が建築され、現在に至っています。

(「日本キリスト教団沼田教会120年略史」より)


沼田教会紀念会堂

沼田教会紀念会堂に新たな光

沼田教会の歴史の中で、1914年(大正3年)に現在の教会所在地に沼田教会紀念会堂が建築され、1988年(昭和63年)、教会創立100周年の年までの約74年間用いられました。

この紀念会堂は、生糸貿易で栄えた星野家の星野光多(牧師)・星野あい(津田塾大学長)等によって建てられたもので、大正期の貴重な洋風木造建築で、現在の会堂を建築するに際し、旧会堂となった紀念会堂を星野健(星野あいの兄)から寄贈され、角田勤所有の沼田城址の一角に移築しました。

その後、この紀念会堂は登録有形文化財として文化庁に登録され、来年度(2020年度)、沼田市の中心部である本町通りに多くの歴史的な建物の一つとして移転することになりました。紀念会堂の内部も常時開放されるようで、これからも多くの方々に親しまれる宗教的空間となることでしょう。

沼田教会にお越しになる時は、是非、沼田教会紀念会堂もお訪ねくださいますよう、お願いいたします。

沼田教会牧師 押川幸男

教会

教会

教会

教会

礼拝について

教会

礼拝は教会の最も大事な集まりです。沼田教会では、毎週日曜日の午前10時30分から礼拝を守っています。(日曜日の礼拝は年中無休)

ほとんどの教会では毎週日曜日の午前中に礼拝を行います。これはイエス・キリストが十字架にかかって死なれ、復活した日が日曜日だったためです。それ以来約2000年の間、キリスト教会では日曜日を主の日(主日・聖日)として、礼拝を守ってきました。私たちの教会もその伝統にのっとって礼拝を守っています。

週の初めの日である日曜日に神の招きに応えて教会に集い、神の言葉(聖書の言葉)に耳を傾け、神に祈り、神を賛美し、新たな思いでもって新しい週の歩みを始めます。教会員にとっては、自らを新しくされる貴重な時間です。


パイプオルガン

パイプオルガン

2013年1月、教会員のT兄姉ご夫妻が寄贈してくださり、沼田教会として初めてパイプオルガンを導入しました。

多くの方は「パイプオルガン」と聞いて、音楽ホール等にある大規模な物を想像されるでしょうが、沼田教会のオルガンは可動式の「ポジティフオルガン」というものです。小さなオルガン(一般的なアップライトピアノより少し高さが低く、奥行きはアップライトピアノより幾分か大きいぐらい)ですが、もちろん本物のオルガンで、本格的な音を奏でます。礼拝の奏楽で大活躍中です。

どうぞパイプオルガンの音だけでも聴きにいらしてくだされば幸いです。

オルガン仕様

クラッセン社(ドイツ)製ポジティーフオルガン

手鍵盤  C-g3  56鍵
1. ホルツゲデクト 8’ 木管のやわらかい音
2. フルート 4’ 金属管のやわらかい音
3. プリンシパル 2’ 金属管のはっきりした音
ペダル  C-f1  30鍵
プルダウン式、手鍵盤の音がそのままペダルで奏される
パイプ総数:168本
外装・内装木材:オーク(ナラ材)
パイプ保護扉付、使用の際には扉を開ける
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